【お知らせ】「音声認識市場動向2023」を発刊しました

2023年3月13日

 市場調査/マーケティング事業を行う合同会社ecarlate(本社:東京都港区北青山2-7-13 プラセオ青山ビル3F 社長:河村 裕紀)はAI技術において先行して実用化が進む音声認識技術を用いた製品/サービスを対象とした市場規模推移、最新動向、参入企業動向をまとめた「音声認識市場動向2023」を発刊致しました。

COVID-19に伴う働き方の変化に伴う音声認識技術活用の進展

2020年より流行したCOVID-19に伴う行動制限は日常生活はもちろんのこと、企業/団体における働き方にも大きな変化をもたらしました。在宅ワーク/リモートワークはCOVID-19流行以前はあくまでも補完的な位置づけの働き方であったのが、もはや多くの企業/団体で当たり前の働き方として採用されています。

そして、在宅ワーク/リモートワーク普及に伴うオンライン会議/商談の増加が音声データ活用の機運につながり、ビジネスにおける音声認識技術活用に触れるきっかけともなってきています。より身近な技術としての認識が増えたことは、すでに実用化段階に入っている音声認識技術をビジネスで活用しようと考える動きにつながることが期待されます。

2023年に入りマスク着用の緩和やCOVID-19の5類感染症移行などの動きが出てきたことでWith COVID-19時代に入ってきます。これまではCOVID-19への対応などが中心であった企業/団体も本来抱えている課題/問題点へ対応していく動きが出てきていますが、それら課題/問題点への対応においても音声認識技術が貢献するシーンは増えていくとみられます。

クラウドサービス活用の動きが加速

COVID-19流行に伴い在宅ワーク/リモートワーク普及は企業/団体における情報システムにも影響を与えています。クラウドサービス活用を始めとしたクラウド対応へのニーズが高まり、音声認識市場においても同様の動きが進み、クラウドサービス活用が急速に増えています。

音声認識システムの導入はオンプレミスシステムが市場をけん引する形で拡大してきましたが、クラウドサービスの登場により、多くの企業/団体で採用が進み始めました。さまざまな業種/規模の会社で導入検討が進んだことで今後更にビジネスの現場で音声認識技術が採用されるシーンが増え、新たな用途も生まれてくることが期待されます。

コンタクトセンター向けと会議/商談向けが市場をけん引

音声認識市場をけん引してきたコンタクトセンター向けソリューションは引き続き導入が堅調に進み、市場拡大に寄与しています。

それと同時に、在宅ワーク/リモートワーク普及とオンライン会議/商談機会の増加が議事録作成を中心とした会議/商談向けソリューション市場の拡大に寄与しています。また、オンライン会議/商談の増加やインサイドセールスへ取り組む企業/団体の増加により、これまで属人性が高かった営業活動における営業ノウハウ共有や営業分析/評価などへの取り組みも進んできています。


当レポート「音声認識市場動向2023」は、「業種別」での市場規模や主要ソリューションの動向、主要な「業種共通ソリューション別」の市場規模や最新動向をまとめると共に、参入企業の動向などを通して音声認識市場の動向を把握しました。

当レポートが音声認識技術を用いた製品/サービス開発や提供を行う企業/ご担当者様が戦略を立案する際の基礎データとして活用されることを切に願ってやみません。

当レポートの詳細に関しては下記ページにてご覧ください。

報道機関様からのお問い合わせもお待ちしております。弊社「お問い合わせ」フォームよりご連絡下さい。

合同会社ecarlate